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【最短で解決】海外旅行で盗難!「スリ対策」と保険がおりる流れを簡単解説(実体験あり)

TRAVEL ▶︎ 海外のクレジットカード

こんにちわ、しゅんです。

「海外でバックが盗まれた」
「頭が真っ白で何をしていいか分からない」
「いくら補償されるんだろう」

こういった疑問に答えますね。

現在盗難に遭い、かなり急ぎの場合

・すぐに保険会社に電話
・すぐに最寄りの警察署に行って「盗難証明書」を取得
・何も分からない場合、日本大使館に事情を説明、連絡

本記事の内容

  • 日本出国前に必ず「海外保険」に加入
  • 海外で盗難された!保険請求の段取り(実体験あり)
  • 海外で盗難される前に!スリ防止対策

この記事を書いている僕は、2023年4月より80カ国以上世界を旅しています。
アフリカそしてイタリア「ローマ」で実際に盗難に遭いましたが
海外保険付きのクレジットカードを持っていたので、帰国後にしっかり保険を受け取り旅をすることができました。
本当にホッとしました。

日本出国前に必ず「海外保険」に加入


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出国前に必ず「海外保険」に入りましょう

出国済みで加入し忘れた方は、お持ちのクレカに海外保険が付帯されているか確認してください。

「クレジットカード付帯」「保険会社」どちらかに加入する

結論、どちらの場合も「海外旅行保険の携行品損害の補償」というものでカバーされます。

民間の保険会社で申し込む場合は、「(保険会社の名前)海外保険」と検索し申し込んでください。傷害治療(ケガをした場合)などと一緒にセットで「携行品損害の補償」がほとんどの場合付いています。

そしてお手持ちのクレカがあれば、海外保険の中に「携行品損害の補償」が付いているか確認してください。
※そして必ずいくら補償されるかを確認してください。

    (例)1形態につき〜円まで補償と書かれています。

エポスカードがおすすめ

  • 年会費無料
  • 利用付帯
  • 即日発行も可能(店舗受け取りの場合)
  • 病気の治療は270万円まで
  • ケガも200万円まで補償
  • 携行品損害20万円

(※年会費5000円のエポスゴールドカードの場合は携帯品損害50万円まで補償)

最優先で持っていくカードです
年会費無料

僕自身多くのバックパッカー、旅行者に出会いましたが
必ず発行している一枚です。

【ご家族の場合】代表者の方がエポスカードでまとめてお支払いいただくことで、保険適用となります。
その場合にはご家族・グループの同伴者全員がエポスカードをお持ちいただいていることが条件となります

※EPOS様より引用
ご夫婦の場合は2枚必要ということですね。

「クレジットカードの付帯保険」と「保険会社」の海外旅行保険は併用できるの?

可能です。

もし、 クレジットカードの補償で足りない場合は、民間の保険会社で申し込む事もありです。したがって、双方に加入することで補償金額を手厚くする事もできます。

また複数のクレジットカードを併用する事もok

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「ちょっと足りないから少し不安…」

と思う場合、カード会社を組み合わせることも可能です。

しかしカード会社によって、「いつクレジットカードの補償が発動」するか会社によって違うので、こちらの記事を参考にしてください
»海外旅行保険のクレカはこれで決まり【自動付帯と利用付帯とは?】

急ぎの方にシンプルに解説します↓

まずそのカードが「自動付帯」か「利用付帯」か確認する

  • 【自動付帯】:日本を出国してから自動的に適用
  • 【利用付帯】:カードを利用したときに発動
    (現地のツアー代、電車、Uberなど)で決済

※Uberは対象外などカード会社によって異なるので確認が必要
※私の場合は電話してUberは対象か確認してokでした

簡略化して記載していますが、上記のとおりです。

海外で盗難された…保険請求の段取り(実体験あり)

実際に私の体験談を元に段取りを解説します。
ざっくり下記のようなフローです。

1つ1つ解説していきますね。

  • レストランで盗難が発生
  • ①すぐに警察署に駆け込み「盗難証明書」をもらう
  • ②日本に帰国後、保険会社に帰国した事を連絡する
  • ③必要書類を記入
  • ④2週間後に保険がおりる(私のケース)

【今回のシチュエーション】
イタリア「ローマ」のレストランでリュックの窃盗に遭いました。
レストランの食事中リュックを椅子にかけていましたが
料理に目を配っている途中で気づいたらリュックが盗まれていました。
中にはカメラやモバイルバッテリーなど貴重な品が入っていました。

①盗難後、すぐに最寄りの警察署に行く

保険が下りるために必要な「盗難証明書」を頂く為に警察署に行きます。
私の場合、盗難後Googlemapで「警察署」と調べてヒットしなかったので、周りの人に聞いて警察署を教えて頂きました。

恐らく以下の会話になると思います。

「My bag was stolen.  All of my valuables are in there.」
鞄を盗まれました。貴重品の全てがその中にあります。

「I will write out the certificate of theft for you」
窃盗証明書を書きますね。どこで鞄が盗まれましたか?

「Tell me every stolen item」
(盗まれたものを教えてください)

→盗難にあった品を伝えてください

    【出てくる用語】

  • Pocket picked スリ
  • Certificate of theft 盗難証明書
  • Embassy 大使館
  • Stolen 盗まれた
  • wallet 財布
  • mobile phone 携帯電話

私の場合は10分程度で終わりました。
10ページほどの盗難証明書を頂くので、帰国後まで保管しましょう。

パスポート、クレジットカードが盗まれた場合

海外でパスポートを紛失また盗難にあったら、最寄りの大使館もしくは領事館を訪れてくださいね。

①紛失一般旅券等届出届を提出(パスポートを失効ため)
②「帰国のための渡航書」の発行

詳細については
こちらで確認して下さい
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Ryoken_passport.html(外務省)

クレジットカードの場合はすぐにカード会社に連絡をし、カードをストップさせて新たなカードを発行してください。

日本を出航前に可能であればやってほしいこと

  • 戸籍謄本の発行(パスポートが紛失した際に必要)
  • パスポートのコピー
    (パスポートはホテルの金庫に保管し外出の際はコピーを持っていきましょう)
  • クレジットカード会社の紛失先の電話のメモ

②日本に帰国後「カード会社」or「保険会社」に連絡

帰国した後は保険会社に帰国をした旨、連絡しました。
その後、必要書類が送られてきますので待ちましょう。2~3日程度で必要書類が届きました。

③必要書類を記入(保険金請求に必要な書類)

私が保険請求書いた書類などなど
保険会社によって少し異なると思いますが、よっぽど一緒だと思います!

  • ①保険金請求書
  • ②第三者による自己証明書(原本)
  • ③損害品証明書
  • ④搭乗券(出国と帰国の分)
    ・搭乗券(出国と帰国の分)

漢字がつらつらと並んでいますが、かなり簡単なので解説しますね。

①【保険金請求書】
ご自分の「名前」「住所」「事故状況の説明」「保険がおりた場合のご自分の口座の記入」など。最後にご自分の印鑑を押して終わりです。

②【第三者による自己証明書(原本)】
こちらは先ほどの警察でもらった「盗難証明書」ですね。
旅行会社(添乗員)発行などでも証明書になります。

ロストバゲージの場合は、航空会社からの「手荷物事故報告書」というものを受け取ってください。

③【損害品証明書】
盗難にあった品の記入。
記入については、以下のような項目を記入して提出します

  • メーカー名
  • 購入先
  • 数量
  • 購入価格
  • 購入月
  • 領収書、保証書

④【搭乗券「出国と帰国」の分】

出国と帰国分の搭乗券ですね。
私の場合ネット(Trip.com)で購入したので、
Trip.comから旅程票をダウンロードしてプリントして提出しました。

③2週間後に保険がおりました

必要書類を送付後、2週間ほどで再度当時の状況の電話が保険会社がありました。
状況を説明し電話を切った3日間後に指定口座へ入金がありホッとしました。
»エポスカードを申し込む

海外で盗難される前に!!スリ防止対策

海外では、観光でくるアジア人=「お金持ち」「警戒心が薄い」というイメージをもたれています。

よくあるケース

  • 公共交通機関、満員電車の中盗難
  • 道を尋ねられ、気を取られている間に財布が盗難
  • 食事中、スマホを机に置いてあり、気づいたらなくなっていた

お気づきだと思いますが、主にスマホや財布が中心です。

スリ盗難対策に役立つグッズ

  • ネックスストラップ(スマホ用)
  • セキュリティポーチ
  • ダイヤル式のロック
  • アラーム(離れるとアラームが鳴るタイプ)

上記のモノは最低限持っていたいモノですね。
特にネックストラップは必ずして下さい。
ヨーロッパに来る観光客はほぼしていました。

さらにダイヤル式のロックは、こちらも経験談なのですが、
100円ショップに売っているようなワイヤーが長いタイプだと
簡単に開けられてしまいます。

実際に私もバックパックにしていましたが
ワイヤーが長いので途中までカバンを開けられ
アフリカにて現金1万円を盗まれてしまいました、、、

下記のようなダイヤル式ロックがベストですね。

よくある質問

質問その①

「現金」も保険の対象になりますか?

回答

残念ながら、おりない保険会社が多いようです。
保険会社によって異なりますが以下のようなモノは対象外とされています

  • データやソフトウェアなど物体がないもの
  • コンタクトレンズ
  • 義歯
  • クレジットカード
  • 動物植物

質問その②

携帯電話をホテルに置き忘れ、戻ったらありませんでしたが、対象ですか?

回答

対象外ですね。紛失や置き忘れ後の盗難も対象外です。

最後に

私はカメラと同時に大切な思い出も無くなりました。
みなさんは常にバックアップをこまめにすることをオススメします。
しかし盗難にあった品の保険がおりたことで少しは心の補填になりました。

ぜひ楽しい旅を!

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