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【木の葉売って2億!?】消滅寸前!
●●で成功した町、村3選
こんにちわ、しゅんです。
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今回は…
みなさん実はこれ、日本に存在する、ある数なんですけど
この数字を見て何を浮かべますか?
実はこれ、日本にある消滅集落といって、現在も消滅になりかけている村や集落の数なんです。
消滅集落の定義:住民の人口が0になるパターンのこと。
消滅集落は「離島」や「山間部」にある村が多いんですが、
「アクセスの悪さ」「ダム建設」によって離村を余儀なくされるケースや
あるいは村で生産していたものが時代とともに需要がなくなってしまったりすることから…
やがて村は消滅を迎えます。
今回は、財政破綻寸前の町や限界集落とまで呼ばれた村が「あるもの」で長者になった村や町を3つ紹介します。
100億の借金から脱出!?島根県「海士町」
※引用元:https://www.mm-chiyoda.or.jp/msot/shimane-ama
100億の借金があった大赤字の町…
町長の給料は50%カット、職員の給料は30%カット…
そして…日本一給料の安い役場に…
しかし…
ある商品がヒットし、さらに借金にも関わらず、あるものに「5億」もかけ
今では移住する人は●●●人増えていきました。
海士町ってどういう所?
海士町は、島根県の離島。
本島からフェリーで約3時間の人口2200人の町。※2022年調べ
かつて後鳥羽上皇が島流しされ、在島17年余この島で生涯を閉じた島としても知られています。
ではこの町で何があったのか?
2002年、前町長の山内さんが町長に就任した時、町は既に財政破綻寸前で町の借金は101億5000万円ありました。
そこで就任時山内町長は、
「住民はお客様!」
「そのお客様があっての役場だ!」
ということで、なんと自らの給料を30%カットさらに50%カット。
さらにそれにここをを打たれた一部の職員も自らの給料をカットしていくなど、
まずは取り組みだけでなんとなんと年に2億の人件費をカットすることに成功。
しかしこれは町が回復する為の序章に過ぎなかった…
いくつかその取り組みを紹介してきます。
【取組その①】
※出典:https://www.g-call.com/furusato/pc/goods/?gdp_no=30762
山内町長は、島の中だけでお金が回ることは単なる「マネーゲーム」と考えました。
そこでいかに島の外からお金を持ってくるか考えに考え…
島を見渡した時に
島民はカレーにあるものを入れていました。
海士町では「肉」の代わりに島でよく獲れた「サザエ」を入れことが多く、
これを全国に「サザエカレー」として売り出した所、なんと1年に3万食売り上げる大ヒットぶりを見せ見事に島の外からお金を得ることに成功。
サザエはむくみを改善するカリウムや、肌を保湿するビタミンAなど含まれており
カレーの具がお肉ではなく、サザエなので油分が少なくあっさりとしたカレーになっています。
【島じゃ常識 サザエカレー】
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【取組その②】
そして2005年、5億円を投資しある施設をつくりました。
「それはCAS凍結センター」
海士町は「サザエ」の他に新鮮な「真鯛」や「真鯵」「岩牡蠣」がよく獲れます。
しかし本土に送る間に時間がかかってしまい、魚の鮮度が落ちて価格が落ちてしまうことに困っていました。
そこで5億円かけ魚などの細胞を壊さず凍らせることができる「特殊なシステム」の導入と施設を作り
鮮度を落とさず新鮮な状態で本土に届けることに可能となり、これにより「安定した収入」得ることに成功。
【取組その③】
※Googlemap
海士町にある唯一の高校「隠岐島前高等学校は2008年にわずか28人と廃校寸前の学校でした。
そこで島の外の生徒に来てもらう「島留学」をスタート。
豊かな自然の中で、学べる環境で勉強し、島での貴重な体験、自立した生活を体験できることから
日本の生徒だけではなく、海外からも生徒が留学に来ています。
結果、平成20年に全校生徒数89名だった高校を平成29年には184名にまで増やすことに成功。
その他の取組も成功!?
他にも厳しい条件をクリアした隠岐牛をブランド化。
海士町では年間約1200頭の牛が生まれ、『隠岐牛』として徹底した管理のもとで飼育され市場に出回るのはその1割程度とのこと。
さらには移住にも力を入れ、なんと15年ほどで750人の移住者を迎え入れています。
「ないものはない」
コンビニも映画館もない海士町で
「ない」けど、幸せに必要なものは「すべてある」と、2011年にこのスローガンを掲げています。
まず自分の給料をカットすることからはじめた山内さんがすごい
ゆずで年商30億!?高知県「馬路村」
※https://umaji-iju.jp
限界集落とまで言われた「ある四国の村」が…
なんとあの果実を使って「村自体をブランド化」し年商30億に…
馬路村ってどんなところ?
馬路村は、高知空港から車で2時間にある人口わずか733人の96%が山林に囲まれた村(2022年12月1日))
馬で行く以外に交通手段がないというのが村名の由来とされ、※諸説ある
秀吉が認めた高級健在「魚梁瀬杉」でボールペンを生産している事でも有名。
しかしかつてこの村は時代とともに林業が衰退していった事で
若者がどんどん離村。さらには限界集落とまでいわれた村でした。
四国では激戦だった「ゆず」に目を付ける
林業が衰退し、限界集落に危機感をもった馬路村は
林業に代わるものとして、何かできることはないかと考えました。
そこで馬路村は、昔から高知県では「すし飯」や「魚」にかけるなどして、ゆずが使われている事。
そしてもともと馬路村にはなんと「100年を超えるゆずの古木」がいっぱいあったので
ゆずを栽培する事に目をつけました。
しかし既に他の自治体でも同じ動きがあり、高知県はゆずの栽培戦争になっていました。
県外へ、ゆずの素晴らしさをアピールするため、積極的にイベントや物産展など販路を求めましたが
当時はゆずというものが全国で認知されていませんでした。
しかし地道に何年もかけ商品をアピールした結果…
消費者から「ぜひまたほしいです」などの声が増え、
さらに、今ではご家庭では欠かせない「味ぽん」「柚子ぽん」が当時大ヒットしたことで柚子が知れ渡たった事が追い風となり
ついに、ゆずに果汁と蜂蜜で何度も試作を重ねた末に開発した新商品が登場。
「ごっくん馬路村」がヒット
※出典https://www.furusato-tax.jp/product/detail/39306/4894743
元気な少年とユニークな広告が消費者の心を捕らえ名前に「馬路村の名前」を出すことによって、
全国にアピールすることと同時に「馬路村」自体をブランド化することに成功し
今ではリピーターが多く年間5億売り上げています。
【ごっくん馬路村】
楽天▶︎https://a.r10.to/h629PG
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現在では、ゆずの化粧品やボディオイルなどの商品化。
馬路村は「柚子大国」になっていきました。
馬路村の営業販売課の担当者によると
「この村をなくしたくないという思い、そういう地元愛が成功を生んだ」と仰っています。
馬路村のゆずの生産量は年間に「800トン」
なんとアフリカゾウ160頭分(5トンと計算)
ぜひ近く寄った際は馬路温泉でも入って、田舎寿司を召し上がってみてください〜!
落ち葉で2億!?徳島県「上勝町」
料亭でだされたあるものをヒントに今では数億円売り上げ…
中には年収1000万プレイヤーも存在…
「上勝町」ってどういう所?
上勝町は徳島県中部に位置する人口わずか1300人の(2022年12月1日)
四国の町では最も人口が少ない町。
「山犬嶽」という一面が苔で覆われた、神秘的な山があったりします。
しかしこの小さな町で
あるものを売ってなんと年商2億5000万円も売上げた
それは…「葉っぱ」でした。
ある男が料亭でヒントを得た…
かつて上勝町では、みかん栽培や林業などで生計を立てていました。
しかし1981年、異常寒波によって、ほとんどのみかんが枯死し町は大打撃を負うことになりました。
そこで営農指導員としてこの街に来た横石知二さん(現:株式会社いろどり社長)がこの街を救います。
就任当、時この状況を打破する為、「何か変えましょう!」と町民の提案しましたが
町民の反応は、「この町が嫌だったら出ていけ!」とカウンターを打たれてしまいました。
しかしある日、
たまたま訪れた大阪の料亭で、
「かわいい!」と向かいの女性が料理と一緒に出された紅葉(つまもの)を持って帰る姿を見て
「これだ!」と「葉っぱを売ろうと決意!」
そして男性は1986年に株式会社彩を作り、山を熟知している「町のおばあちゃん」と共に葉っぱの販売をスタート。
年収1000万円を超えるおばあちゃんも…
※出典:https://www.nou-navi.maff.go.jp/case/detail/52/
当初、時代はIT化が進んでいなかった為、商品の受発注は「電話」で行われていました。
しかし注文が増えると、限界が見えてきた為…
1999年「ITシステム」を導入しお客さんから注文が入ると農家に一斉配信する仕組みを作りました。
そして時代と共に、おばあちゃんたち1人1人にタブレットが配られ、注文が「農協」に入ると「株式会社彩」の通じ
「おばあちゃん」1人1人のタブレットに送られることにより、より効率化することができました。
今ではおばあちゃん達はその情報をタイムリーにキャッチして受注することができます。
さらにそのタブレットでは「自分の売上実績」「売上ランキング」を閲覧でき
その中には、年収1000万円を超えるおばあちゃんもいるそうです。
こういったおばあちゃん同士の競争心を掻き立てたり、意識を高めあうことによって
質の高い葉っぱを生産することができ、現在全国の「つまもの」のシェアは80%に及んでいるそうです
さらに地域の資源を使って高齢者に仕事を作った成功した町として世界から視察にくる者も多いそうです。
最後に
どの村も町も、「周りの環境」に文句を言わず、それにかける情熱と試行錯誤が成功を生んだ感じがしますね。
成功したところから学び、何か僕らの日々に活かしていきたいです。
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